高精度ムーンフェイズ製作

DAIZOH MAKIHARA
WATCHCRAFT JAPAN

時計製作について
花鳥風月
【高精度ムーンフェイズ製作】

一般的なムーンフェイズは対称位置に2つの月を描いた月車に29・5日の倍にあたる59の歯を用いて 時針を動かす筒車が2周(24時間経過)すると月送り車に固定された送り爪で1日に1歯送るしくみになっています。 月車(ムーンフェイズ車)は59日で1周し、配置した半円形の窓では半周分、朔望月1周期分を示している。  すると3年弱で1日の誤差が生じるため、 高精度ムーンフェイズについては、 朔望月29日12時間44分28秒と決まっている天文数字を元に、月車の歯数を135まで増やし、日星車(歯数7枚と16枚)を追加することで表示誤差が122年で1日という、高精度ムーンフェイズを製作しています。

歯車を切るためのベースを切削していきます。少し大きめに切削し、月が入る部分をあらかじめ 空けておきます。 歯車を切った作業後には前後の歯車は使用しないため、多めに数を切削しておきます。(バリ等が発生するため。)

治具を作成していきます。 月の部品が入る箇所にはピンを立ててネジ切りをし、歯車のブランクを挟めるように 製作していきます。

旋盤に取り付け、設計に基づいて1/1000mm単位まで切削していきます。 切削完了後は歯車のカッターを中心出しして、135枚の歯数を切削していきます。

その他の製作過程